最近図書館で借りて読んだ本、『セルフビルド 家を作る自由』
文字通り、自分で家を建てた方たちが紹介されている本です。
家って自分で建てていいんだ、というのが最初感じたこと。
テレビをつければハウスメーカーのCMがやっていて、家はハウスメーカーで建てるものだと信じて疑わず、我が家も20数年前に建てました。(住宅ローン絶賛返済中。)
私も家を建ててみたい。
夫に生まれ変わったら大工になりたい。とつぶやいている私。
新築現場の前を通ると、一日見てたい欲求に襲われる。
結婚して家を出るまで、私の記憶にあるだけで5回引越しをしています。
小学校の学区でいう隣接した学区へ借家から借家への引越しでした。
正直引越しは嫌でしたが、引越しの度に変わる間取りで、自分の理想ではない部屋を
いじって自分の城にする作業が大好きでした。
小中学生の時の私の購読雑誌は、ファッション雑誌、アイドル雑誌と並んで「美しい部屋」というインテリア雑誌。
掲載されている素敵な部屋を見ては、真似してみたり、妄想したり。
結婚して念願叶い、もう引っ越さなくていい理想の家を建てました。
だけど、ないものねだりですね、物足りないくらいで自分でいじる作業がしてみたい。
この本に出てくる皆さんは大変だと言いながらも、大変なのを楽しそうに語られていて、大変よりも楽しいという熱量が文字からも伝わってきます。
自分で手を加えた分、柱の一本にも愛着があるんだろうなあと羨ましく思います。
カフェやレストランを経営されている方もいるので、実際に訪れることもできそうです。
ぜひ訪れて、おうちを拝見し、お話を伺いたいなあと思うのでした。